2008年03月12日
今日はお花とは関係ありませんが、神戸の春の話を一つ・・・。
ここ数日ポカポカと気持ちの良い日が続いていますね。
梅の花も美しく、他所のお庭を見ても春色で華やいでいます。
そんなのどかな景色の中、ここ神戸では窓を開けると甘辛いお醤油の優しい香りの風を感じます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、神戸の春と言えば名物の
「いかなごの釘煮」
を炊くシーズン真っ最中なのです!
「いかなご」と呼ばれる小さなお魚を、お醤油やお砂糖、しょうが等で炊き、
水あめを使って釘のようにピンとさせます。
我が家でも炊きましたので知らない方のために画像をUPしましょう。
(薄味目なので他のお家より色が薄いですが。)
↓

この辺りでは毎年ほとんどの家庭で炊いておられるのではないでしょうか。
最近は定年退職されたご主人様達の間でも炊くのが流行っているそうです。
優しい甘辛さでごはんによく合います。
いかに「釘」のようにピンとさせるかが腕の見せ所だそうで、主婦の間でも話題の中心です。
上手に炊くにはコツがあるそうで、何よりも新鮮なうちに炊くことが命。
スーパーの前では開店前から「いかなご行列」ができます。
そして急いで帰ってすぐに炊かなくてはいけません。
お鍋に付きっきりで火加減の調節や混ぜたり振ったり大忙しです。
電話になんか出れません。
みなさん沢山炊いて、親戚やお友達に送り「美味しかったよ!」という便りを楽しみにしておられるのです。
街は「いかなごの香り」になり、
スーパーではいかなごを送る専用のタッパーが山積みになるのはもちろん、
郵便局のエクスパックも運送屋さんのトラックにも「いかなごの釘煮」のステッカーが貼られ
数週間に渡り、まさに「いかなご色」に染まります。
ウソのような本当の話です。
ぜひこの季節に神戸に遊びにきてお確かめくださいね^^。
ちなみに私はまだ一度も炊いたことはありません。
神戸人としていつかは炊かなければ・・・と思っております。